汗っかきにもほどがある

「汗っかきにもほどがある」と自分で思う人は、実は、多汗症という病気かもしれません。
汗をかくことには、体温を調節するという大切な役割があります。ですが、たいして運動をしていないのに髪が絞れるほど汗をかいたり、勉強中や仕事中にノートが濡れるほど手のひらに汗をかいたりする場合は、本来の汗の役割を逸脱しています。
このように、必要以上に汗をかいてしまうことを、多汗症というのです。
汗をかく機能は、交感神経によって制御されています。そのため、多汗症の人は、何らかの原因によって交感神経が過敏になっていると考えられます。その原因とは、緊張などの精神的要因である場合もあれば、食生活、病気、ホルモンバランス、体質など様々です。
ですが、原因が何であれ、汗を分泌するのがエクリン汗腺であることは共通しています。
そのため、エクリン汗腺を減らしたり、その働きを抑えたりすることによって、多汗症を治療することができるのです。

一口に多汗症治療と言っても、その方法は多岐に渡ります。手術で汗腺を根本から除去する方法もあれば、注射で汗腺の働きを抑えるという方法もあるのです。
そのため、専門の医師と相談して、予算、^体質、生活スタイルなどを考慮しながら、自分に合った治療法を選ぶと良いでしょう。